仕事を辞めたいと思っているけれど、職場が人手不足でなかなか言い出すことが出来ない・・・
常に人手が足りないので仕事量も多いし、毎日残業ばかりで帰宅して寝るだけの生活。休日出勤も当たり前でまともに休日も取れない。
でもこんな状況で辞めるのは会社にも迷惑をかけてしまうし、同僚にも申し訳ない・・・
そんな悩みを抱えて仕事を続けていませんか?
ここではそんな場合にどうするべきなのかをまとめます。
そんな会社はさっさと辞めるべき
結論から言ってしまいますと、人手不足が常態化している会社ならさっさと辞めた方が良いでしょう。
常に人手不足ということは会社がその状況を積極的に改善しようとしていない可能性が高いからです。
そんな状況で「辞めるのは申し訳ない」と考えるのはおかしいですよね?
そもそもの問題は労働環境の完全を行わない会社にあるわけですから。
要するに人手不足の責任をあなたが感じる必要はありません。常に人手不足な上にその状況が改善されないならそんな職場からは早く抜け出すことをおすすめします。
なので「人手不足だから・・・」が理由で辞めると言えないと思っているだけなら、「辞めます」とそのまま伝えましょう。
会社は「人手不足」を理由に退職を引き止めることは出来ない
人手不足に限った話ではありませんが、会社は社員の退職を引き止めることは基本的に出来ません。
退職は労働者の権利だからです。なので自分自身が「辞めたい」と思っているのなら、やはり退職の意思をハッキリ伝えた方が良いでしょう。
それで退職は出来るはずです。
そこで会社や同僚に申し訳ないと感じる必要もありません。
ちなみに民法にも定められていますが、労働者退職の意思を伝えて2週間が経過すれば退職する事が可能です。
よく社則で「退職は1ヶ月前に伝えること」といった規定がありますが、実際には民法に定められた2週間で退職は可能です。
どうしても言い出せない・辞めさせてくれない場合の対策
とはいえどうしても「辞めます」と言い出すことが出来ない方もいるでしょう。
また、会社が退職をまともに取り合ってくれない、しつこい引き止めに合う、場合によっては損害賠償を請求するといった脅迫まがいの話をしてくるようなケースもあります。
そんな場合は退職代行を利用するのもひとつの手段ですね。
退職代行をご存じ無い方もいるかもしれませんが、退職代行は依頼者に変わって会社に退職の意思を伝えてくれるサービス。
辞めたいけどどうしても言い出せない・・・といった場合にも利用できます。
また、どうしても会社が辞めさせてくれないような場合も業者が間に入ることでスムーズに辞められるようなケースも少なくありません。
もちろん有料ですが、なかなか退職を言い出せなくてズルズルと辞めたい職場に留まり続ける、会社が辞めさせてくれないといった状況で悩んでいるなら有効な手段です。
大半の退職代行業者は無料相談を受け付けているので、利用を検討する場合はまず一度LINEやメールで相談してみると良いでしょう。